システム建築とは

  • HOME  » 
  • システム建築とは

倉庫・工場専用のシステム建築「コアシス建築」

倉庫・工場専用のシステム建築「コアシス建築」

株式会社コアがご提案する「CORE-SYS建築(コアシス建築)」は、倉庫・工場に特化し高品質・低コスト・短工期の3拍子そろったシステム建築です。

こちらのページでは、コアシス建築は通常のシステム建築と何が異なるのか、なぜ倉庫・工場専用なのか、どうして無柱空間を実現できるのかについて詳しくご紹介します。

コアシス建築への理解を深めていただき、倉庫・工場建築をご検討するうえで選択肢の一つに加えていただければ幸いです。

システム建築とは?

システム建築とは?

コアシス建築を語るうえで最初に押さえておきたいのが、根本であるシステム建築です。 システム建築とは、建築を構成する部材を標準化することによって、建築生産トータルにシステム化し、商品化した建築物のことを指します。

コンピューターによる自動化でニーズに応じた建築物を素早く低コストでの見積もりが可能。 規格化されてはいるものの、CADによるパーツ設計が可能なため、ニーズや環境に応じた倉庫・工場を建てられる柔軟性も備えています。 また、パーツの生産はコンピューターと直結した生産ラインを可能な限りロボット化しているため、高品質のパーツを格安で安定して生産できます。

上記の特長からシステム建築は、「高品質・低コスト・短工期」の3要素を満たしつつ、さらに柔軟性のある設計ができる、理想的な工法だと言えるでしょう。

システム建築用語説明
部材の標準化 部材そのものの寸法・形状や他の部材とのディティールが、あらかじめ決定しており、統一されていること。
建築生産トータル 営業、設計から工場製作・施工まで、すべての建築生産プロセス。
システム化 標準化された部材と建築生産トータルのプロセス技術を体系化し、省力化することで生産効率を上げ、さらにお客様にとってわかりやすく「商品化」したことを指す。

コアシス建築の5つの特徴

特徴1:高品質・低コスト・短工期を実現

特徴:高品質・低コスト・短工期を実現

コアシス建築は構成する部材、建築生産トータルのディテール、部材配置の3つを標準化することで高品質・低コスト・短工期を実現しています。 パーツの生産をコンピューターと直結した生産ラインで自動化することで高品質のパーツを格安で安定して生産。また、合理的な設計法と高張力鋼の使用により、在来工法の鉄骨重量の約60%までフレーム鋼重を大幅に削減し、システムの最適化とCAD・CAMの採用によって設計生産システムを従来の工期から約20%短縮成功しました。

特徴:高品質・低コスト・短工期を実現

特徴2:最大60mスパンの無柱空間を実現

特徴:最大60mスパンの柱空間を実現

プレハブ建築などでは倉庫・工場内の中柱がどうしても邪魔になり、物品・設備の配置や運搬に支障をきたすことがあります。 しかし、コアシス建築では60m間隔で「無柱空間」の実現が可能。すっきりとし、広々とした倉庫・工場で空間の有効活用を行えます。

特徴3:フレキシブルな対応力

特徴:フレキシブルな対応力

コアシス建築は、建物の形状と寸法をすべてコンピューターで管理しており、CAD・CAMを駆使して自動的に設計・生産を行っています。 そのため、耐雪や冷蔵などの要件にも対応するほか、金属外壁材はもちろんALCパネルなどの外壁材も使用が可能。 建物の幅や柱間隔など、設計において一定の決まりごとはありますが、プレハブ建築よりもはるかに柔軟な倉庫・工場つくりを実現できます。

特徴4:屋根に耐久力が高い「ガルバリウム鋼板」を採用

特徴:屋根に耐久力が高い「ガルバリウム鋼板」を採用

主にルーフィングシステム(屋根)に使用されている「ガルバリウム鋼板」は、亜鉛とアルミニウムの合金によってメッキ加工されている鋼板です。 腐食に強く、一般的に使用されている「亜鉛メッキ鋼板」に比べ、3~6倍の耐久性を誇ります。 また、基本は無塗装ですが、オプションで断熱・遮音塗装を行うことも可能です。

特徴5:ご提案から登記までフルサポート

コアシス建築では、ニーズに応じた提案から設計、生産、申請、登記までをすべてサポート。 すべての工程をシステム化して無駄なく円滑に進めるため、倉庫・工場建築に際しての手間を最小限にとどめることができます。 費用の削減はもちろんのこと、時間の短縮にも貢献します。

PICK UP 1無柱空間の秘密は「テーパーフレーム設計」にあり

ボディビルダーの強靭な肉体を支える足首を見たことはありますか? おそらく筋肉の鎧を支えているだけにものすごく太い足首を想像する方も多いかもしれませんが、実は案外細いものなのです。

太くパワーを秘めた肉体は力がかかる箇所ほど厚みを増します。 しかし、すべての箇所が太く力がかかる構造になってしまうと、力がうまく分散せず、しなやかな動きができなくなってしまいます。

コアシス建築が採用しているテーパーフレーム設計(先細りするフレームによる設計)は、ボディビルダーの肉体と同様の原理に基づいています。 巨大な建物を少ない柱で支えるためには、強度としなやかさを兼ね備えたテーパーフレームの採用が不可欠です。 テーパーフレームは、力学的な安定性を保ちながら、重さを従来の60%まで軽減することに成功。

PICK UP1 ! 無柱空間の秘密は「テーパーフレーム設計」にあり

この軽量化と耐久性・安定性の追求によって、天井を支える柱の数の削減を行いました。 そうすることで最大60mまで柱のない「無柱空間」が誕生したのです。

PICK UP 2コアシス建築は大空間を要する施設に特化

PICK UP2 ! コアシス建築は大空間を要する施設に特化

コアシス建築は、柱のない広い空間を必要としない住宅やマンションなどの建物は対象ではありません。 倉庫や工場をメインとし、大店舗、事務所、スポーツ施設などの大空間を要する施設の建築に特化。 「大空間を要する施設専用のシステム建築」として最適化させることによって、経済性・機能性・耐久性を重視した建築に成功しています。 さらに省エネを重視した照明、消防、水周り、外構まで法律に合致した提案を行います。

倉庫・工場などに必要な要素だけを残し、徹底して無駄を省いているため、シンプルながらデザイン性も考慮。 小規模から大規模、またカスタマイズしたものまで幅広い倉庫・工場のニーズに応えられる技術を擁しています。

株式会社コアが取り扱うコアシス建築による 製品の一覧をご紹介します CORE-SYS取扱商品

コアシス建築の仕様や構造、部位について 基礎からくわしくご紹介します CORE-SYS建築の基礎知識