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  • 2024.08.27
  • コラム

工場倉庫建築、なにから始めればいい?

イメージはざっくりと決まっているけど、予算とか完成の道のりまで誰に相談すればいいのかな・・・

希望をちゃんと汲みとってくれる建設会社に依頼したいけど、まずはなにを準備したらいいんだろう?

なにをどうすればいいのかわからない、時間もない。
誰かに任せるだけで大丈夫なのかしら・・・

工場倉庫建築は、会社にとって大きなターニングポイント。
一世一代の大勝負というには大げさかもしれませんが、そこには企業の夢や未来がかかっています。
期待と不安が入り混じる中で、新たな事業の基盤を作る大切な一歩です。

建築設計・事業計画、初めての方にとっては多くの選択や決断が求めらる機会がたくさん。
理想の予算でパフォーマンスを発揮できる建物を完成させるには、建築主様と建設会社との密なコミュニケーションが必要不可欠となります。

建築費用が安いというだけで建設会社を選んでしまうと、残念ながら建物の完成後に後悔することになりかねません!
そこで「建築計画のポイント」をお伝えさせていただくことで、事業計画のサポートをできるようお手伝いさせていただきたいと思います。

目次

1.はじめに

2.建設の流れとコスト

3.法令のこと

なにを決めたらいいの?

建築主様でまず決めていただく項目はこちらです

・建設予定地
・建物の用途
・建物のサイズ
・建物内の有効高さ

たったこれだけ決まっていれば、当社では建物の平面図・立面図・設備計画図を即座にご用意可能です。
図面が出来上がると、よりイメージが膨らみ、事業計画の目的・建物に求める要素がハッキリと見えてきます。
当社は工場倉庫建築、全国200 棟以上の豊富な実績から建築主様のご要望にかなうスマートなプランのご提案を得意としています。

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事業プランにあった設計と建築計画

工場倉庫と言っても、それぞれの事業計画に必要な機能はさまざまです。
自家用倉庫なのか、営業倉庫なのか・・・
作業工場なのか、加工工場なのか・・・

検討しなくてはならない要素は多岐にわたり
レイアウト設計、温度/湿度管理、動線設計、機械設備設計など欠かしてはならない機能を早い段階でチェックしていくことでご提案漏れのない設計を進めていきます。

工場倉庫建築の過程では、設計や施工が進む途中で新たな要件や課題が発生することがありますが、
建築コストを抑えるVE(バリューエンジニアリング)設計が妥協なくできるか否か、建設会社を選ぶ際のポイントとしましょう。

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工事着工までにすること

・敷地測量(地積測量図で可)
・地質調査(ボーリング調査)

さて、いざ建設会社を決めて設計プランが確定しても建物はすぐには建てられません。
工事を始める前には「建築確認申請」の提出・許可が必要であり、提出を進めるためには※¹構造計算や※²建築概要図面の用意が必要となるのです。

システム建築の工期は在来工法に比べ早く、工事が始まってしまえば4 カ月~5 カ月程度の工期で完成しますが
建築確認申請の許可にも同様に4 カ月~5 カ月の図面作成・申請期間が必要となり、合計で10カ月程度の時間がかかる計算となってしまうのです。

↓クリックで拡大

スムーズな建築工程に乗るためにも敷地測量と地質調査は早い段階で行うことをお勧めいたしますが、
さらには敷地測量と地質調査の結果次第でVEのご案内にも大切な資料となりますので、詳細設計を進めるのと同じくらい重要なフローになります。

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建設費以外にかかるコストって?

・建築確認申請手数料
・水道負担金
・不動産取得税
・建物登記費用
・太陽光設置費用

結局建物を建てるのに、どんなコストがかかるのだろう?
建設会社から見積書はもらったけど、建設費以外に予算として考えなきゃいけないものってあるのかな・・・?

建築確認申請手数料については建物の大きさによって変わりますが、およそ30 万円~90 万円程度の費用を確認申請機関にお支払いいただくこととなります。

そのほか、不動産取得税・建物登記費用については融資を実行してくださる金融機関に相談し、司法書士をご紹介いただいて費用を確認していただくのがおすすめです。

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開発行為と関連法規

建物を建てるには建築基準法・消防法に則って設計を進めていく必要があります。
これは一級建築士事務所に任せていれば建築主様の方で気を付けるべきポイントではありません。

が、しかし「開発行為」「がけ条例」「倉庫業法」このようなワードが出てきた際にはご注意ください。

これらの法令については、建築士の計画次第でコストが何千万単位(ときには億単位)で変わってしまううえに、
行政との交渉スキルも必要となってくるため建築のプロというだけでは、満足のいく結果を手に入れるのは難しいことでしょう。

当社では年間の上棟数のうち半数近くで開発申請絡みの建築を取り扱っておりますので、ぜひお気軽にご相談いただければと存じます。
柔軟な対応にて、満足のいくご提案を進めさせていただきます。

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